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KARAMI TWEED PANTS

モールの羽根糸を使用したカラミ組織の生地を採用したテーパードパンツ。
生地自体の可愛さを失わないよう、裏地はつけず、裾も断ち切りに。
ロケーションは120年の歴史をもつ古民家を選びました。
当日は雨だれが緑を濡らす光景が不思議と生地の表情に呼応するようで、静かに着る人の日常を飾ります。


Jellyfish
チュール生地の端材を使って製作した被りのドレス。
ノーデザイン、ノーパターンで初め、生地をボディにかけながら手で揉んでみたり崩してみたり。構えて言えば、対話をしながら形成。
ミシンの縫い目やパーツもなく、立体裁断でもなく。一枚の生地だけでできています。
THETHEの「かたちのないもの」という服作りを表す象徴的な衣装のひとつです。
着想はクラゲ。
クラゲの水分量と、胎児の水分量は約90%と言われています。
私たちの祖先が海であるように、我々の故郷は海にあります。


Fake Pleats Dress
ひとつのドレスを20個以上のパーツに分け、接ぎ直したデザイン。
接ぎ目の部分をピンタックにすることで、遠くから見るとプリーツのように見え、触るとプリーツではない「フェイクプリーツ」という
ディティールに拘り、「縫い方」によるアプローチを狙ったひとつ。


Longpile Coat
毛の長いパイル生地。本来並毛で使用するものを逆さまに使うことで、枝垂れているような見た目を表現。
このルックも一枚のみの生地で形成し、三角の図形が連なったような羽織。
衣服というより生地を主役にした、THETHEの中でも比較的アバンギャルドなルック。
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