札幌ファッションデザイン専門学校DOREMEにてTHETHE SPRING SUMMER 2024を発表した。
"symmetry A symmetry"と題し、総勢40ルックによる段々と服が壊れていく様子を表現した。
プロモデルも数名参加し、2日間によるショーは盛大な拍手で幕を終えた。
人の元が海であるように、服の元は生地であるという視点から、服が壊れていく様子を表現した。
最後の曲で使用されているベートーヴェンの歓喜の歌。もとはドイツの詩人が作った「自由讃歌」という曲で、政治圧力により「歓喜に寄せて」という楽曲になった。
これを聞いたベートーヴェンは感銘を受け、歌詞として交響曲に組み込んだものが「歓喜の歌」。
歌詞の入った交響曲は当時タブーとされ、様々な賛否が起こりました。
しかし、それでも「言葉にしないと伝わらない」というベートーヴェンの思いからシンパシーを感じて選曲し、服飾学生として3年間学んだ中で経験した社会、体制、人に対するアンチズム、現代社会に対する姿勢を総じて表現しています。
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