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卒業制作として発表した、THE THE初のファッションショー。

タイトルは “symmetry A symmetry”。服が徐々に壊れていく様子を通じて、「かたちのないもの」を表現した。

生命が海という“故郷”へ還るように、服もまた、生地という“海”へと還っていく——。そんな構成をもとに、衣服と生命の循環を重ね合わせた。

2曲目には、ベートーヴェンの「歓喜の歌」を使用。この楽曲の原詩は、もともとドイツの詩人が書いた「自由讃歌」だったが、
当時の政治的圧力によって「歓喜に寄せて」として世に出ることとなった。

その詩に深く感銘を受けたベートーヴェンは、歌詞付きの交響曲として発表するが、
当時は“交響曲に歌詞を入れる”という行為がタブー視され、激しい賛否を呼んだという。

「言葉にしなければ伝わらない」というベートーヴェンの意志と、「服で想いを伝えたい」という私自身の姿勢を重ね、この曲を選んだ。

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